「サバ」と一括りに呼ぶことが多いですが、厳密に言うとサバにもいくつか種類があります。
石川県をはじめ、国内で獲れるサバは主にマサバとゴマサバです。見た目はほぼ同じですが、ゴマサバの方は名前のとおり、お腹にゴマをふったような斑点模様があります。
区別されずに流通することもありますが、果たしてこの二種に違いはあるのか?食べ比べてみました。
検証するのはこの二尾。

よく見たら分かりますか?下の方がゴマサバです。お腹の部分に黒い模様が見えますよね。
それ以外はほぼ同じ見た目です。細かく見ていくと、ゴマサバの方が胴が丸いかなぁというぐらいの違いです。
三枚に卸したところ。

こちらがマサバ。

こちらがゴマサバ。
うーん、分からんw
気持ちゴマサバの方が白っぽいかな?という感じですかね。
とりあえず塩焼きにしてみた。

・・・見た目はほぼ同じですね。
ちなみに下(右)の方がゴマサバです。
魚焼きグリルにはしっかり脂も落ちてました。
では、さっそく食べてみましょう

まずはマサバから。
うん、美味しい。
脂乗りはそこそこですが、サバの風味がしっかりして白米が進みます。
ほどよい繊維質で、まさに「こういうのでいいんだよ」という安心感ある味わいです。

お次はゴマサバ。
マサバに比べるとほんのわずかですが、しっとり感があるかな?水分?
ただ、「違いがあるんだろうな」という先入観と、違いを探して探して食べ比べたらそうかも?レベルなので、普通に食べている分には大きな差は感じませんでした。
※あくまで個人的感想です。個体差もあると思います。
その後色々調べてみた結果
・マサバは冬に一番脂が乗り、春から夏の産卵期には脂が落ちる
・ゴマサバは年間を通して脂がそこそこで安定している
とのこと。
今回の二尾を食べ比べた結果としては、
どっちも美味い
という身も蓋もない結論に至りました。
天然物では個体差がありますが、一般的にはマサバの方が脂乗りがいいので評価は上になることが多いと思います。
ただし時期によっては、特に夏場はゴマサバの方が安定して美味しいと言われることもあります。
でもこうやって年間を通して脂乗りが変化したり評価が変化するというのは魚ならではだと思います。
ぜひそういった時期による味の変化も楽しんでみてください。
サバはこうやって食べたら美味しかった!などのメッセージもお待ちしております!

取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


