石川県に春を告げる魚のひとつ「ウスメバル」。
石川県では柳八目(ヤナギバチメ)と呼ばれることが多いですが、県内一の産地である輪島では「つんのめ」と呼ばれ親しまれています。
能登半島地震から1年が経ち、まだまだ復旧半ばの輪島港では4月から刺網漁による「つんのめ」の水揚げが再開され、漁師さんたちは多くの制限がかかる中で漁に出ています。
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ぜひ多くの人に食べて応援してほしいという、漁師さんと我々JFいしかわの想いに共感し、ぜひ輪島の「つんのめ」を使いたい!とお声がけいただいた金沢まいもん寿司さんへお伺いし、TVにも取り上げられて全国デビューした能登つんのめを実食してきました!
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今回お邪魔したのは神奈川県にある、金沢まいもん寿司たまプラーザ店!
豪華かつ歴史を感じさせる店内で、金沢まいもん寿司の関東第1号店とのことです。なんと、ノドグロ人気なんかもこの店舗から広がっていったそうですよ!
開店前から職人さんたちが忙しそうに準備をしていました。
いざ、実食!

左から、「塩麹あぶり」「カルパッチョ握り」「握り」
つんのめはクセのない白身で、コリコリとした弾力とさっぱりした上品な甘みがあります。
握りはもちろんのこと、カルパッチョや塩麹あぶりとも相性バツグンで美味しい!思わず「ウマっ」と頬が緩みます。
つんのめ、いわゆるメバルといえば煮付けや塩焼きが定番ですが、お寿司、お刺身など生で食べても美味しいんです!
生だとコリコリの食感、火を通すとしっとり、それぞれに違った食感を楽しめます!
色んな食べ方ができるのも、つんのめの魅力ですね。



握りのほかにも一品料理として、「カルパッチョ」「煮付け」「あら汁」「みぞれ煮」などのラインナップがありました。
どれも本当に美味しくて、つんのめのポテンシャルの高さを改めて認識しました。
ぜひ皆さん、「能登つんのめ」金沢まいもん寿司でご賞味ください!
きっとその美味しさに魅了されると思います!
※店舗、タイミングにより入荷がない場合がありますので、あらかじめご確認をお願いいたします。

今回お世話になった、木下専務(左)、高瀬バイヤー(右)

取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。