「エイヒレ」といえば、多くの方がお酒のアテとして食べられているアレを想像すると思います。(一味マヨとか最高)
先日、干される前の生のアレをゲットしたので、何となく周りの人から聞いた話と過去食べた記憶から想像力を膨らませて調理してみた様子をレポートします!
今回のエイはこれ!

アカエイという種類で、沿岸域によくいるエイの一種です。裏返すとヒレの縁が黄色くなっているのが特徴です。堤防釣りでも釣れる種ですが、尻尾に毒針があるので要注意です。
いざ調理!
まず、胴体からヒレを切り離します。これは比較的簡単に包丁でザクザク切れます。
とりあえず皮を剥がそうと包丁でちょっとずつやっていたんですが、これがまぁ大変でした。皮が硬いので切れにくく剥ぎ取りやすいのですが、なんせヌメって手が滑ります。後に調べたところ、先にお湯をかけるとよいとのこと。ペンチを使って剥いたりするようです。
ヒレ1枚と30分近く格闘し、剥がし終わった状態がコチラ。

想像するエイヒレのビジュアルになってきました。
今回は、煮付けと唐揚げにします。
まずは煮付け。
とりあえず適量をぶつ切りにしてみます。ヒレの外側に向かって筋状に見えるのが軟骨部分で、この隙間に包丁を入れればサクッと切れます。

そして、煮汁を仕込んだ鍋に投入してみる。

そして、煮てみる。

火が入るとめちゃくちゃカールしてきたので、これはwwwと思いましたが、加熱が進むにつれて落ち着いてきました。

煮付けにすると身の部分はふっくらした見た目に。
いざ、実食。

身は軟骨を挟むようについていて、箸で綺麗に取れます。とはいえ、硬い骨はほとんどないので、そのままかぶりついて食べることができます。
今回薄味で作りましたが、身は淡白に感じたので少し濃い目(甘辛め)に作ったほうがいいかも知れません。エイの見た目からすると正直半信半疑でしたが、全然食べられます。
ちなみに冷蔵庫で一晩冷やすと、煮汁はプルプルになり、煮凝りができます。

もう一品、唐揚げを作っていく!
過去、お店で食べて美味しかった記憶があるエイヒレの唐揚げ。
とりあえず一口大に切ったエイヒレに下味を付けて揚げていきます。
今回はニンニク醤油風味にしてみました。

いざ、実食!

これは結構イケました。
軟骨の心地よい歯ごたえと身の食べ応え、そこにニンニク醤油の味付けがベストマッチ。
もしかしたら、一夜干しにして水分を少し飛ばしてから揚げるのもアリ?と思いました。
これはまたエイヒレが手に入ったら試してみます。
結果
・煮付けは多分甘辛い方がより美味しい
・唐揚げは軟骨のコリコリ食感が面白く、美味しい
・より美味しいレシピは事前に調べるのが無難
※個人的な感想です
石川で水揚げされるエイには、他にも底曳網で獲れる「コッペ」や「カスベ」と呼ばれるものもあります。
同じく、煮付けや唐揚げにすると美味しいので、ぜひお試しください!

取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


