石川県を代表する水産物の一つ、ズワイガニ。
石川県ではオスを「加能ガニ(かのうがに)」、メスを「香箱ガニ(こうばこがに)」と呼び、ブランド化が進められています。
資源保護のため漁期が決められており、獲れる期間は石川県を含むエリアではオスは11月6日から3月20日まで、メスは11月6日から12月29日(年内市場最終日)までとなっています。
冬の石川で食べたい、季節限定の味覚
香箱ガニは石川県内ならスーパーでも手に入ります。また、この時期は多くの飲食店でも提供されており、まさに県民が愛する冬の味覚!
オスの加能ガニに比べて小ぶりながら、甲羅に詰まった内子と蟹味噌は絶品!脚の身や肩の身、お腹に抱えた外子を甲羅に盛ればビジュアルもバツグンですよね。
甘みのある身と濃厚な蟹味噌、そこに内子や外子の食感が合わさるとそれはもう美味いの一言に尽きます。
味付けはお好みで、蟹酢や酢醤油、酢だけなど自分のベストを探してみてください。
最後に日本酒を入れて甲羅酒・・・なんていうのも乙ですね!

今年も残すところあと僅かとなりましたが、漁獲できるのは12/29までとなっておりますので、ぜひお早めにお買い求めください!
年末やお正月などのハレの日に加能ガニの方もぜひどうぞ!
※活魚や冷凍で、漁期終了後も買える・食べられる場合もあります

取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


