アカヤガラというお魚をご存じでしょうか?
一度見たら忘れられないそのフォルム。
長~い口で掃除機のように餌を食べています。

県内では主に定置網で水揚げがあり、秋冬に多いお魚です。
今回は小さめですが、このヤガラを調理していきます!
捌いていく!

体が長いだけあって、包丁を入れ始めるお尻はだいぶ下の方にあります。
スーっと切れ目を入れて内臓を出してみると・・・

えっ、内臓これだけ???
心臓や胃などは頭の近くにあって、胸ビレよりお尻側には腸しかないようです。
写真のとおり、血もほとんど出ないので捌くのに手間がかかりませんでした。
ぶつ切りにして味噌汁にしてみる!
「ヤガラは汁物にすると美味しいよ」と以前聞いたことがあったので、今回は味噌汁にしてみることに。
とりあえずぶつ切りにして、鍋に投入。

何となく身はフワッとしてそうな雰囲気がしてきました。
あとは他の具材を入れて、味噌汁にしていきます。
完成!

さっそく頂いてみると・・・
身はフワフワ、小骨はほとんどなく、細かい繊維が口の中でほどけていく感じ。ほのかに甘みも感じられます。なんともお上品!
これはお吸い物にも合いそうです。
皮はそのままですが、ほとんど気になりません。
あとから調べたら、頭の骨からいい出汁が出るそうです。
見た目はユーモラスですが、食べたらとても繊細。
なかなか面白い魚ですよね。
魚屋さんで見かけることがあったらぜひお試しください。
ちなみに・・・
今回調理したのはまな板に乗るぐらいの小さめのものでしたが、数年前にはこんな大物が水揚げされたこともあります!最大2mほどになるそうです!


取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


