どこか懐かしく心温まるザ・日本人のおかずといえば干物ですよね。
でも、干物ってお店で買うものだと思い込んでいませんか?
ジューシーな旨味がぎゅっと凝縮した美味しい干物。
あれが家で簡単に作れたら・・・
できます。
売り物レベルとまではいかなくても、特別な道具なしで家でも作れるんです!
筆者も最近干物にハマって、色々と試してみたのでその様子をお伝えします。
今回はアジの干物を作ります。
アジの下処理(開く)工程
まず、ウロコを落とし、内臓を取り除きます。
頭を残すかどうかはお好みで。
筆者は大体落としてますが、子供への食育の観点で敢えて頭付きにしたりしています。
3枚おろしの要領で腹側から片面を開いたら、包丁の出番はここまで。
塩水に漬ける工程
開いたアジを、身を下にして塩水に1時間ほど漬けます。
この時の塩分濃度は5%~10%が美味しいと言われていますが、「水○Lに対して塩何グラム」と言われるととたんにハードルが上がってしまうので、「海水よりちょっと濃いぐらい(舐めて『結構しょっぱいかも』と感じるぐらい)」と思っておけばいいと思います。
「…と言われましても」という方は、振り塩をして冷蔵庫に30分~1時間置き、出た水分を拭き取ってください。塩水に漬ける工程の代わりになります。
実は冷蔵庫でもOK!干す工程
塩水からあげたらしっかり水気を拭き取ります。
そして干していくのですが、外に干さなくても冷蔵庫INでできちゃいます。
バットに身を上にして置いて、ラップをせずに冷蔵庫に12時間ほど入れておくだけ。金網があれば下に敷いておくと皮の方も風通しがよくなります。

筆者は、基本的に干物ネットを使って外干ししていますが、雨続きの時期や外に干しに行くのが手間だなと感じる時は冷蔵庫干しをしています。
冷蔵庫干しのメリットは、天候に左右されず、虫や鳥も気にせず、取り込み忘れも防げるという点です。
他の食材への臭い移りが気になるかも知れませんが、ほぼ気にならないレベルです。
デメリットとしては複数作りたいときにスペースが限られていることかと思います。まずは2~3匹ぐらいから冷蔵庫干しを試してみるのがオススメです。
慣れてきて、自宅にあるバットに入る以上の量を作りたい方、色々と干物にチャレンジしてみようと思う方は干物用のネットの購入をオススメします。

実はすごく簡単
アジの場合は開いて干しましたが、カレイやハタハタなどは開かなくても干せます。
イカを干せば自家製スルメなんかもできちゃいます。

少し手間をかけることでより美味しさも増しますし、干物にすることで旨味がギュッと凝縮して普段の焼き魚もワンランクアップしますよ!
漬けダレを作ってみりん干しにチャレンジするのもいいですね。
さぁ、あなたもレッツ干物ライフ!!


取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


