平べったい体に突き出た口。キラキラと輝く銀色の魚体は、その名のとおり、まるで「鏡」のようです。
カガミダイは石川県内でも定置網や底曳網などで漁獲されていますが、その奇抜な見た目から、味が気になった方も多いかもしれません。
「見た目は個性的だけど、実際食べたらどうなの?」そんな疑問を解消すべく、実食レポートします!

写真を見てマトウダイに似ているなと思った方は相当な魚好きですね。
カガミダイとマトウダイはマトウダイ科で似たもの同士なのでフォルムはほとんど一緒です。
今回、40cmはあろうかというカガミダイを手に入れたので、こちらを食レポしていこうと思います。
とりあえず3枚に卸していく!

平べったいのでどれだけ身があるかな?と思いましたが、意外と厚みありますね。
体の後ろ半分にはヒレに沿ってトゲトゲがあるので捌くときは要注意です。
端から1cmぐらい内側から包丁を入れていくと上手く卸せます。

コレが通常なのか分かりませんが(身割れしてたかな?)、手で腹・中・背に割けました。
薄ピンクでとても綺麗な身をしていますね!
片身は刺身で!

薄めに切りつけました。ピンク色が綺麗です。

透き通るぐらい美しい身。
一口食べると見た目のインパクトを裏切る上品な甘み。噛むほどに旨みも感じられます。美味い!
嫌味がないのでいくらでも食べられそう。
もう片身はソテーで!

ビールのアテにと思い、油の代わりにマヨネーズで焼いてみました。
ホロホロっとして、フワフワな身はソテーにもいいですね!
クセがない魚なので、マヨネーズのコクが加わることで、お酒も進みます。
バターを使ってムニエルにするのも合いそうです。
小骨もほとんどないので、子供からお年寄りまで食べやすいお魚だと思います。

今回はカガミダイを刺身とソテーにしました。
結果、クセがなく上品な身で、奇抜な見た目に反してとても美味しいお魚でした!
まとまった漁獲がある魚ではないのでスーパーなどでお目にかかる機会は少ないかもしれませんが、見つけたらぜひお試しください。

取材:若松 拓海(JFいしかわ)
金沢市出身。金沢大学地域創造学類卒業。現在は県産魚のブランドPRや広報、公式SNS運用を担当しています。推しの魚は・・・ありすぎて一つに絞れません。日々頑張っている漁師さんの思いとともに、石川県産水産物の魅力を多くの人に届けられたら嬉しいです。


